川辺川ダム建設、環境アセス実施へ…熊本知事要請に国交相「スピード感持って検討」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 7月の九州豪雨で氾濫した熊本県・球磨川の治水対策について、赤羽国土交通相は20日、球磨川最大の支流・川辺川での流水型ダム(穴あきダム)の建設に向けた検討に入ることを明らかにした。国交省内で会談した同県の蒲島郁夫知事からの建設要請に応じた。蒲島知事が求めた環境影響評価(環境アセスメント)を実施する方針も示した。

 流水型ダムは堤体の下部に穴が開き、大雨時だけ水をためる。平時は水を流すため、環境への負荷が小さいとされる。蒲島知事は19日、流水型ダム建設を国に求めると表明していた。

 蒲島知事が会談で「球磨川流域の命と環境を守るため、流水型ダムを造っていただきたい」と要請したのに対し、赤羽国交相は「しっかりとスピード感を持って検討に入りたい」と応じた。環境影響評価を実施するほか、河道掘削や堤防強化などに取り組む考えも示した。蒲島知事は会談後、「大臣と合意形成ができた」と述べた。

 旧建設省は1966年、川辺川ダム計画を発表。蒲島知事が2008年に計画の白紙撤回を表明し、「コンクリートから人へ」を掲げた民主党政権が翌年、建設を中止した。

 九州豪雨では、球磨川流域の4市町村で60人が犠牲になった。うち50人は球磨川とその支流の氾濫により亡くなったとみられる。

無断転載・複製を禁じます
1642947 0 社会 2020/11/21 00:03:00 2020/11/21 00:03:00 2020/11/21 00:03:00

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ