台風接近で警戒呼びかけの中、市長ら登山…「副市長らと頻繁に連絡とり問題ない」

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 台風14号が接近していた10月9日、兵庫県加西市の西村和平市長や課長ら複数の管理職が休みを取って1泊2日で長野・岐阜県境の御嶽山(3067メートル)に登山をしていたことがわかった。同日は夜にかけ、県や周辺の自治体では不要不急の外出自粛や強い風雨への警戒を住民に促していた。西村市長は読売新聞の取材に「市に台風の影響は及ばないと判断した。残る副市長らと頻繁に連絡もとっていたので問題はない」との認識を示した。

 市役所の同好会「山の会」メンバーで、西村市長や課長5人を含む市職員8人が登山に参加。9日未明に車で出発し、下山後は長野県の旅館に宿泊。10日午後6時頃に加西市へ戻った。

 登山は2014年に死者58人、行方不明者5人が出た噴火の犠牲者を追悼する目的だったという。

 台風14号の接近に関して、神戸地方気象台は8日午後2時に「兵庫県には10日昼前~昼過ぎに最接近し、台風や前線の影響で10日にかけて雨が降り続く見込み」と発表。県災害対策センターは9日夕、「ひょうご防災ネット」を通じて「強風による転倒、飛散物でけがの恐れがある」とし、不要不急の外出自粛を呼びかけた。

 また西脇、高砂、加古川、姫路、宍粟市など周辺の自治体も9日朝から夜にかけて、同ネットで強い風雨への警戒や避難経路の確認などを住民に求めた。

 これに対し、西村市長は「出発時に雨はほとんど降っておらず、結果と照らし合わせても判断に問題はなかった」と説明。県や他自治体が警戒を呼びかけていたことについては「市に気象警報は出ておらず、被害が出る状況ではなかった。今後も状況に基づいて繊細に判断したい」と述べるにとどめた。

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1643633 0 社会 2020/11/21 13:19:00 2020/11/21 13:19:00 2020/11/21 13:19:00

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