感染判明の市長、都内で国交省幹部との懇親会に参加
完了しました
宮城県と仙台市は22日、10歳未満~60歳代の男女計9人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県議会では、「自民党・県民会議」の50歳代の男性県議(大河原町)の陽性も判明し、県議の感染は2人目。県内の感染者は累計1100人になった。
県によると、この県議は18~20日に議会庁舎に登庁。20日にせきの症状があり、21日に医療機関で抗原検査を受けて感染が見つかった。
白石市の県立白石高校の20歳代男性教職員の陽性も判明した。この学校での感染は計5人となった。
県内首長5人が濃厚接触者に
20日に新型コロナウイルスの感染が判明した大崎市の伊藤康志市長の濃厚接触者に、県内の市長や町長の計5人が認定されたことが、22日わかった。
濃厚接触者とされた岩沼市の菊地啓夫市長と白石市の山田裕一市長、川崎町の小山修作町長、七ヶ宿町の小関幸一町長は16日、伊藤市長とともに東京都内で国土交通省に治水事業について要望した後、同省幹部との懇親会に参加したという。もう一人の濃厚接触者の富谷市の若生裕俊市長は14日夜、大崎市内で伊藤市長と会食したという。濃厚接触者の5人にはせきなどの症状は見られないが、今月末まで経過観察のため自宅待機とし、公務は電話やメールで行うという。