都知事が厚労相と会談、重症者向け病床確保へ協力求める
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東京都の小池百合子知事は30日、田村厚生労働相と都内で会談し、重症の新型コロナウイルス感染者向け病床確保への協力を求めた。
都内には重症者用病床が150床あるが、関係者によると、最近は重症者の急増に伴い、看護師などのスタッフ不足を理由に受け入れを断る医療機関も出てきているという。
会談で小池知事は、唾液などの検体を受け付けて検査する医療機関が都内に集中し、都外在住者であっても都内の保健所に感染が報告される事例が増えていることも報告。こうした医療機関の中には、新規感染者の7割が都外在住者という所もあり、小池知事は会談後の取材に「保健所に負荷がかかっている。問題を整理するようお願いした」と語った。
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