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「小遣いは毎日1500円」SNSで女子高生誘う…コロナ禍、居場所ない子どもの被害増加

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 埼玉県内で今年1~9月に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響で、休業や時短営業に切り替えて無人になった店舗などを狙う「出店荒らし」の被害が増加していたことが、埼玉県警のまとめでわかった。学校の休校で居場所をなくした子どもたちをSNSで誘い出す「未成年者誘拐」の被害も、過去最多となった。現在も感染拡大が止まらない中、県警はこうしたコロナ禍ならではの犯罪様式の増加に警戒を強めている。

無人店舗狙う「出店荒らし」も

 県警によると、県内で今年1~9月に起きた窃盗事件の件数は2万3432件と、前年同期より6826件減った。

 だが、このうち出店荒らしについては333件と、前年同期と比べ59件増えた。

 8月には、越谷市のラーメン店に閉店後の夜間、ピエロのマスクを着けて侵入し、金庫から現金を盗んだとして、4人の男が窃盗容疑などで逮捕された。4人は新型コロナ感染拡大に伴い緊急事態宣言が発令されていた4~5月を中心に、越谷市や草加市、川口市などで飲食店を狙う窃盗事件を10件ほど起こしていたとされる。

 県警の担当者は「休業や短時間の営業に切り替えるなどして店舗が無人になる時間が増えたことが、出店荒らしの増加に関係しているのでは」とみている。

外出自粛や休校が背景に

 一方、未成年者を狙った誘拐事件も増加した。今年1~9月に県内で確認された誘拐事件は30件と、前年同期の9件からほぼ3倍に増えた。このうち被害者が未成年者だった事件は17件に上り、誘拐事件の増加を押し上げた形だ。

 県警によると、未成年者への誘拐事件で目立つのは、女子高校生らに一般的になったスマートフォンのアプリなど、SNSを使って誘い出す手口だ。6月には、茨城県内の男(当時49歳)が未成年者誘拐容疑で県警に逮捕されたが、この事件でも、SNSで知り合った家出中のさいたま市内の女子高校生に「小遣いは毎日1500円です」などとメッセージを送り、自宅アパートに来るように誘いだしていた。

 県警幹部は「外出自粛や学校の休校で友人と会う機会も減り、家の中にも居づらくなって、家出を考える子どもたちや少女を狙った事件が増えた可能性がある」と分析。その上で「SNSを通じて言葉巧みに未成年を狙う、悪意のある人間がいるということを、子どもたちに注意喚起していきたい」と話している。

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1673978 0 社会 2020/12/04 11:42:00 2020/12/04 18:19:30 2020/12/04 18:19:30

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