クラスター発生の飲食店訪れ感染した県議、保健所を批判「早期対応のまずさは否めない」
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青森県弘前市の接待を伴う飲食店で10月中旬に発生した新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染集団)を巡り、自身もこの店を訪れて感染した斉藤爾県議は7日、管轄する弘前保健所について「早期対応のまずさは否めない」と批判した。

県議会環境厚生委員会で述べた。
斉藤氏は、店側に独自に行った調査の結果として、店の一部従業員に発熱などの体調不良がみられてからPCR検査に至るまで、従業員らはかかりつけ医にのべ10回、保健所に6回相談していたと指摘。「早期に検査していれば感染規模は限定的だった」と述べた。
県健康福祉部の有賀玲子部長は、調査結果について「こちらで聞いている話と必ずしも一致しない」と説明。保健所の対応については、県も確認を進めていると明らかにし、「よりよい形を考えたい」と述べた。
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