読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

自衛隊看護官ら10人、感染拡大の旭川で活動へ…防衛相が災害派遣命令

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

慶友会吉田病院に到着した自衛隊の車両(8日午後6時28分、北海道旭川市内で)
慶友会吉田病院に到着した自衛隊の車両(8日午後6時28分、北海道旭川市内で)

 岸防衛相は8日、陸上自衛隊に対し、複数の医療機関で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生している北海道旭川市に、看護官ら10人を送る災害派遣命令を出したと明らかにした。派遣先となる二つの施設には同日夜、看護官らの受け入れ調整を担う隊員が到着し、活動を開始した。防衛省は、重症者の増加で医療現場が逼迫ひっぱくする大阪府への派遣も調整している。

 統合幕僚監部によると、旭川市に派遣される10人は、陸自第2師団(旭川市)の所属。看護官1人と准看護師資格を持つ自衛官4人の5人で編成する2チームが、市内の慶友会吉田病院と、重症心身障害者施設「北海道療育園」で、医師の補助や患者・入所者の検温や看護などにあたる。派遣期間は2週間以内。

 「看護官」は、防衛医大の看護学科で看護師資格を取得した専門職だ。陸自には約1000人在籍している。普段は自衛隊中央病院(東京)や陸自が管理する全国七つの地区病院、各駐屯地の医務室で勤務し、有事の際は野外病院の設置・運営を担う。

 新型コロナ対応で行われた災害派遣のうち、医師資格を持つ「医官」や看護官が携わった医療支援は、長崎港に停泊していた大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」での集団感染対応(4、5月)と、複数の医療機関でクラスターが発生した沖縄県での活動(8月)に続き、今回が3件目となる。

 旭川市では8日、1日の感染者としては過去最多の50人の新規感染者が確認された。国内最大級のクラスターの場となった旭川厚生病院の感染者は14人増の234人、慶友会吉田病院は8人増の195人となった。二つの病院の入院患者計6人の死亡も発表された。

 北海道の鈴木直道知事は「旭川市民、道民の生命を守るためには、自衛隊の力も借りて、この難局にあたっていかなければならないと(派遣要請を)決断した」とのコメントを出した。旭川市保健所の浅利豪・新型コロナウイルス対策担当部長は「市として派遣を重く受け止めている。関係機関としっかり調整し、自衛隊の力を活用させていただきたい」と語った。

無断転載・複製を禁じます
1685958 0 社会 2020/12/08 21:48:00 2020/12/08 23:42:30 2020/12/08 23:42:30 慶友会吉田病院に派遣された自衛隊員ら https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201208-OYT1I50083-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)