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11月の自殺者1798人、前年比11%増…女性は19%増

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 11月の全国の自殺者は1798人(速報値)で、前年同月より182人多かったことが10日公表された厚生労働省と警察庁の集計でわかった。自殺者数が前年同月を上回るのは5か月連続で、厚労省は「新型コロナウイルス流行の長期化で生活苦や家庭などの悩みが深刻化している」と分析する。

 11月の自殺者は男性が1169人で前年同月比8%増だったのに対し、女性は629人で同19%増だった。

 コロナ禍の中で、特に女性の自殺者の増加が目立つ。厚労省によると、10月の20~50歳代女性の自殺者は492人で、前年同月(243人)の2倍に急増した。その背景として厚労省は▽非正規雇用の失業者は女性の方が多い▽家庭内暴力(DV)の相談件数が全国で5割増えた――などを挙げ、「コロナ禍で浮き彫りになった複数の問題が自殺増に影響している可能性がある」と分析する。

 芸能人の自殺報道の影響を指摘するのは、自殺について調査・分析する「いのち支える自殺対策推進センター」(東京)の清水康之代表理事。9月下旬に女優の自殺が明らかになると、その後2週間、30~40歳代女性の自殺者が倍増したという。清水代表理事は「心が不安定な人が自殺報道に接し、実際に自殺にいたった可能性がある」と指摘する。

 厚労省は、コロナ禍によりテレワークなどで対面で話す機会が減り、体や心の不調に周囲が気づきにくくなっているとし、「心配な人がいれば積極的に連絡をとり、深刻な場合は相談窓口に連絡してほしい」と呼びかけている。相談は、こころの健康相談統一ダイヤル(0570・064・556)や同省ホームページ(https://shienjoho.go.jp/)へ。

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1690786 0 社会 2020/12/10 14:47:00 2020/12/10 20:55:32 2020/12/10 20:55:32

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