睡眠導入剤混入の水虫薬、服用した1人死亡…健康被害訴え128人に

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 製薬会社「小林化工」(福井県あわら市)が製造した爪水虫などの治療薬「イトラコナゾール錠50『MEEK』」に睡眠導入剤成分が混入し、自主回収が進められている問題で、同社は11日、薬を服用した1人が10日に死亡したと発表した。

 この薬は医師の処方箋を必要とし、市販はされていない。10日午後5時時点で、全国で計128人が健康被害を訴え、車を運転中に意識を失うなどして起きた物損事故も計14件確認されている。死者は初めて。

 同社は「患者様が亡くなったことを極めて重く受け止め、心より深くおわび申しあげる」とのコメントを発表した。現在、死因がこの薬の副作用によるものだったかなどを調べているという。

 同社によると、健康被害が確認された薬のロット番号は「T0EG08」。今年6~7月に製造され、9~12月に出荷された約9万錠に、睡眠導入剤の成分「リルマザホン塩酸塩水和物」が混入していた。

 同成分が混入した錠剤を処方された患者は364人で、薬を受け取った薬局などの所在地は全国31都道府県に上る。内訳は大阪府58人、徳島県57人、岐阜県49人、東京都35人など。問い合わせは同社学術部(0120・093・291)へ。

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