道路標識を誤ったまま1年以上放置、署員気付き即日取り換え…違反6件取り締まり
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
宮崎県警は11日、宮崎市田吉の県道で約1年3か月間、誤った道路補助標識が設置され、6件の誤った交通指導取り締まりを行ったと発表した。取り締まりを受けた6人については違反点数を抹消した。交通反則金計3万2000円の還付手続きも行う。
県警交通規制課によると、標識は南北に通る県道の交差点にあり、南から北進してくる車両向けに設置されている。この交差点では土日休日を除く毎日午前7~8時に限っては、原付きバイクやオートバイを除く自動車は直進以外は禁止されており、標識では規制対象の車両を「自動車(二輪を除く)」と記す必要があった。しかし、実際には「軽車両を除く」と誤って記していた。

これにより、標識上ではバイクも直進しかできなくなり、直進しなかった6件を取り締まったという。誤った標識は昨年8月下旬に設置し、今月8日、宮崎南署の署員が誤りに気づき、同日中に正しいものに取り換えた。設置の際に別の場所用の標識と取り違えたのが原因という。
無断転載・複製を禁じます