福岡県、独自の「コロナ警報」発動へ…8月以来2回目
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福岡県は12日、新型コロナウイルスの流行に備える独自の基準「福岡コロナ警報」を出す方針を固めた。同日午後の対策本部会議で決定する見通しで、警報が出されれば8月に続き2回目。県民に警戒を呼びかけるほか、医療機関に病床の確保を促す。飲食店などに対する営業時間の短縮や外出自粛要請、休校などの措置は取らない。
警報は、四つの指標で定める基準に基づき発動する。同県では10日現在、病床使用率が基準の25%を超える26・9%に達した。1日当たりの新規感染者も、10日までの3日間平均で基準の40人を大きく上回る72・7人となっている。
県は8月5日に初めてコロナ警報を出し、県民に対し飲食店での会食を2時間以内とするよう求めるなどした。その後、感染者の減少などを受けて10月8日に解除。しかし、11月末から1日当たりの新規感染者が50人を超える日が相次ぎ、11日は122人に達した。
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