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「感染した責任なんて誰にもない」…中学生320人が「コロナに負けるな」メッセージボード

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 岡山県真庭市の市立落合中学校に、医療従事者への感謝や差別の防止など、新型コロナウイルスに対する生徒320人の思いが書かれたメッセージボードが登場した。率直な中学生の言葉がつづられており、学校側は「全員の思いを掲示することで、コロナに対する意識を高めてほしい」と話している。(根本博行)

 同市では今月中旬以降、高齢者通所施設でのクラスター(感染集団)の発生もあり、22日現在、感染者が33人に急増している。学校がある落合地域でも9日、男子児童の感染が明らかになり、同校の三村公一校長が「予防の必要性を再認識し、偏見をなくす気持ちを持ってほしい」と発案。「コロナに負けるな!プロジェクト」とし、メッセージの作成を企画した。

 メッセージは15日、ホームルームの時間に全学年の生徒が、A6判の用紙を使って作成。早期収束を願う標語のほか、換気や手洗い、うがいの重要性、感染拡大防止などをアピールする言葉が並んだ。

 3年の女子は「かからない?どこから来るの その自信」と、感染への無関心層に警鐘を鳴らした。3年の別の女子は「感染した責任なんて誰にもない」と、誹謗ひぼうや中傷に苦言を呈し、1年の女子は「『離れてよ』自分が言われてどう思う?」と、何げなく放つ心ない言葉への注意を促した。

 「支えてくれるたくさんの人に『ありがとう』」と記した、3年の女子(15)は「早期収束と、医療関係者への感謝を込めました。最近は家族や友達とどこにも行けず、『早く終わって』と願い考えました」と話していた。

 同校では終業式を行う24日まで、校内で掲示する。三村校長は「生徒たちが感謝や助け合いの気持ちを持って『ウィズコロナ』の時代を生きてもらえれば」と話していた。

「怪獣」も応援

 展示されたメッセージボードの近くには、強力な<応援団>も配置された。ゴジラ風の木製怪獣(高さ1・2メートル、長さ2メートル)で、同市下河内の看板製作会社「サンエー美工」の青木信治社長(69)が、木片約500個などを使って作り上げた。

 青木社長は今秋、医療従事者にエールを送ろうと、同市内にゴジラ風の白い巨大怪獣のオブジェ(全長5・7メートル、高さ3・6メートル、幅1・8メートル)を制作した。ただ、大きすぎて持ち運べないため、マスク着用や手洗いを呼びかける木製のミニチュア版も作り、三村校長に貸し出しを申し出た。

 背びれには「コロナにまけるな!」と書いてあり、希望者に無料で貸し出して、感染防止啓発などに活用してもらう。問い合わせは同社(0867・55・2456)。

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