帰省本格化でも新幹線ホーム閑散…客は「昨年の2~3割」
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年末年始を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが30日、青森県内でも本格化した。ただ、新型コロナウイルスの影響で青森市の新青森駅の新幹線ホームは閑散としていた。

JR東日本青森支店によると、下り新幹線の年末のピークとなるこの日、午後4時現在で乗車率が最も高かったのは、午後1時20分東京発新函館北斗行きの「はやぶさ25号」(全車指定席)で60%だった。駅員は「昨年の2~3割くらいしか客がいない」と驚いていた。
息子2人と五所川原市の実家に帰省した埼玉県、会社員の女性(44)は「お盆もゴールデンウィークもコロナで帰れなかった。消毒とマスクなどの対策を徹底して楽しみたい」と話した。
今月25日~1月5日、東北・北海道新幹線(新青森、新函館北斗駅発着)の指定席は上下線合わせて45万8000席が予約可能だが、予約は9日現在で前年同期比56・4%減となる11万席にとどまる。上りのUターンラッシュは3日にピークを迎える見通し。
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