除夜の鐘、ライブ配信で密回避…「心穏やかに過ごして」
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新型コロナウイルス対策のため、鹿児島市の西本願寺鹿児島別院は31日、除夜の鐘の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信する。

同別院では、新型コロナの感染が広がって以降、僧侶による法話の動画を載せるなどインターネットを積極的に活用してきた。例年大みそかには約1000人が鐘を突きに訪れており、3密を回避するため計画した。
鐘突きは、人が分散するように例年より1時間早い午後10時40分頃に開始。動画も同時刻から配信される。感染防止のため人数を先着約500人に絞る。また、31日午後1~4時には小型の鐘を置き、突けるようにする。
僧侶・山崎弘純さん(31)は「新型コロナが収束しないなか、自宅からでも鐘の音を聞いて心穏やかに過ごしてほしい」と話している。
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