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【独自】本人確認すり抜け「ドコモ口座」悪用、99万円不正引き出し…37歳男を逮捕へ

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 NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を悪用し、他人の銀行口座から現金を不正に引き出したとして、警視庁は1月上旬にも、住所不定、無職の男(37)を電子計算機使用詐欺と窃盗などの容疑で逮捕する方針を固めた。ドコモ口座を悪用した事件の摘発は全国で初めてになるとみられる。

 2020年9月に不正の多発が発覚したドコモ口座では、19年9月にサービス対象をドコモ携帯利用者以外に拡大した際、メールアドレスだけで口座開設を可能としたため本人確認が甘くなったとみられていた。だが、男が不正を行ったとされるのは半年前の19年3月で、警視庁が詳しい手口を調べている。

 捜査関係者によると、男は19年3月、他人名義のスマートフォンでドコモ口座を開設した上、不正入手したとみられる第三者の銀行口座番号などをドコモ口座アプリに登録。銀行口座から約99万円をドコモ口座にチャージ(入金)し、ATMでほぼ同額を引き出した疑いがある。

 ドコモ利用者の場合、契約時などに本人確認ができているのが前提だった。警視庁は、男が他人名義のドコモのスマホを使って本人確認をすり抜けたとみて、スマホの入手経緯などを調べている。

 男は20年11月、別の電子決済サービス「ペイペイ」に他人の銀行口座から約45万円を不正入金したとして電子計算機使用詐欺容疑で警視庁に逮捕され、翌月に同罪で起訴された。

 ドコモによると、同様の不正被害は19年9月以降で128件・計約2800万円が確認されている。

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1741086 0 社会 2021/01/01 05:00:00 2021/01/02 09:13:18 2021/01/02 09:13:18

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