食品加工工場で新たに外国人3人感染、計27人に
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茨城県は31日、新型コロナウイルスに28人が感染したと発表した。12月に発表された感染者は計885人。11月の793人を超え、月別の最多を更新した。累計は2446人となった。
クラスター(感染集団)が発生した可能性がある常総市内の食品加工工場では、新たに20~40歳代の会社員の男女3人が感染した。3人は外国籍。同工場での感染者は27人となった。
霞ヶ浦医療センター(土浦市)では、入院患者の90歳代女性の感染が判明した。同センターでの感染者は10人目。ひたちなか市の介護老人保健施設では、50歳代の女性職員の感染が明らかになった。同施設での感染者は計20人となった。
ほかの感染者では、城里町の50歳代のアルバイト男性は、県内の事業所で働いている。同事業所での感染者が計5人になったとして、県は「事業所内でのクラスターは否定できない」との認識を示した。職場外でも同僚らと接触の機会があったとみられ、感染経路を調べている。
稲敷市の30歳代の医療従事者女性は、美浦村の医療従事者男性(30日発表)の親族で同じ病院に勤める。利根町の50歳代男性は、取手市消防本部の消防署に勤務する。同本部によると消防隊に所属し、濃厚接触した市民はいないという。