「月光仮面」名乗り48回目の寄付…「交通事故などで困っている人に」
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新潟県佐渡市の2か所の交番で昨年12月30~31日、寄付とみられる現金とメモが見つかった。一部のメモには送り主として「月光仮面」と書かれていた。佐渡署は、現金を県交通遺児基金に送るという。
同署の発表によると、同30日午前8時頃、佐和田交番の出入り口に、1万2600円分の硬貨と、「1年間財布の中の小銭を集めたものです。わずかですが交通遺児のために使ってください」と書かれた紙が入った袋が置かれていた。
両津交番では同31日午後11時頃、駐車場の車のフロントガラスに、1万270円分の硬貨が入った袋が置かれていた。中に入っていた紙には「毎日1枚ずつ集めた小銭です。交通事故などで困っている人に少しでも役立てば幸福です。月光仮面」と書かれていた。
同署管内で「月光仮面」を名乗る善意が寄せられるのは1974年以降、48回目。
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