全国のコロナ感染者、過去最多の4915人…10県で更新
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国内の新型コロナウイルスの感染者は5日、新たに全47都道府県と空港検疫で計4915人が確認され、過去最多となった。神奈川、千葉、埼玉など10県で過去最多を更新。死者は18都道府県で計76人となり、これまでで最も多かった。厚生労働省によると、重症者は前日より40人増え771人だった。
東京都の新規感染者は1278人で、先月31日(1337人)に次いで2番目に多かった。重症者は前日から3人増の111人で過去最多となり、入院患者は3025人で初めて3000人を超えた。
都によると、計14人の死亡が確認された。うち2人は自宅から救急搬送され、死亡が確認された後に感染が判明した。また、銭湯で倒れて死亡した後に感染がわかった男性もいた。
感染経路別では、家庭内は244人、会食は49人で、ともに過去最多となった。全体の69%に当たる881人は感染経路が特定できなかったという。
大阪府では、394人の新規感染者が確認された。300人を超えるのは、今年初めて。重症者数は161人となり、50歳代~90歳代の男女7人が亡くなった。