例年の4倍超の積雪169センチ、秋田県が陸自に災害派遣要請…雪に埋もれ男性死亡
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大雪で住民の暮らしに影響が出ているとして、秋田県は5日、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。6日午前から、隊員約100人が同県横手市の高齢者宅などで雪下ろしや道路の除雪などの作業に当たる。
秋田地方気象台によると、県内は昨年12月30日から降雪が続き、同市では5日午後8時時点で例年の4倍を超える169センチの積雪を記録。路線バスは当面運休することが決まった。
雪の事故も相次ぎ、県警などによると、5日は羽後町で70歳代男性が自宅敷地で雪に埋まった状態で見つかり、死亡が確認された。湯沢市では74歳の母と47歳の次男が雪に埋まり、次男が意識不明の重体。ほかにも雪下ろし中の転落などで、男女5人が重傷を負った。
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