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「命綱使っていれば」除雪中に骨折男性の後悔…帰省自粛で人手不足も影響

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 「命綱を使っていればこんなことには……」

 秋田県横手市内で今月、自宅屋根の雪下ろし中に約2・5メートル下の圧雪に転落し、足の骨を折った男性(68)は後悔の言葉を口にした。雪深い同市で生まれ育って雪下ろし歴も長いが、これまで命綱を使ったことはないという。

 男性は「使った方がいいのは分かっているが、付けたら動ける範囲が狭くなって作業がしにくい。多くの人は『慣れ』で除雪をしていて、この辺では付ける人はあまりいない」と明かしてくれた。

 雪下ろしは業者に依頼すると1回10万円程度の料金がかかるのが一般的だ。今年は大雪により業者の人手も不足し、依頼しても断られるケースが相次いでいる。男性は「除雪しても次から次に降ってきた。屋根もミシミシ音を立てていて、早く除雪しないと、という焦りもあった」と振り返る。

 新型コロナウイルスの流行も少なからず影響しているようだ。男性の元には年末年始、例年なら30歳代の息子とその家族が帰省する。その時期に積雪があれば除雪を手伝ってもらえた。この冬は新型コロナの感染防止のため、息子一家は里帰りを自粛した。高齢化が進む同市では、同様に雪下ろしの担い手が不足した高齢者世帯も多いとみられる。

 7日夕時点の秋田県の集計では、今冬の雪害による死傷者数は117人(前年同日比111人増)と大幅に増加した。このうち屋根からの転落が半数近くを占め、内訳は死者3人、重軽傷者は38人だった。2010年度から19年度に県内で発生した雪害事故の死傷者数(1414人)を見ても、約6割が屋根などからの転落によるものだった。

 男性は「ケガが治ったら、きちんと装備して除雪に臨まないと」と反省を口にしていた。

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1765538 0 社会 2021/01/12 22:19:00 2021/01/12 22:19:00 2021/01/12 22:19:00

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