福井・北陸道で180台の立ち往生続く…陸自が除雪作業
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日本海側を中心に降った大雪の影響で、福井県の北陸自動車道では9日午後以降、上下線で一時1000台を超える車の立ち往生が発生し、10日午後11時の時点でも約180台に上っている。中日本高速道路や県からの要請を受けた陸上自衛隊が解消に向け、除雪作業などにあたった。


同社によると、立ち往生したのは上り線で福井北インターチェンジ(IC)付近を先頭に最大555台。下り線でも、丸岡ICを先頭に最大940台に上った。

福井県は10日午前4時、陸上自衛隊に災害派遣を要請。第14普通科連隊(金沢市)などの計約340人が車の周囲の雪をスコップで取り除いたり、県が用意した食料や燃料をドライバーに配布したりした。

一方、富山県の東海北陸自動車道福光IC―小矢部砺波ジャンクション間の上下線では、約3キロにわたって最大計約260台の車両が動けなくなった。富山県も同日午前4時頃、陸上自衛隊に災害派遣を要請。多くの車両は脱出し、午後7時現在、約30台まで減っている。