女性ヘルパー「見て見ぬふりできない」…40代女性に馬乗りの男の脇腹を蹴って体当たり
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殺人未遂事件の容疑者逮捕に貢献したとして、千葉県警千葉東署は、千葉市若葉区の介護ヘルパーの女性(62)に感謝状を贈った。中村弘署長は「勇敢な行動で被害者の命を救った」とたたえた。
同署によると、この女性は昨年12月4日夕、自宅近くで「助けて」という女性の声を聞き、現場のアパート敷地内に急いだ。包丁を持った男(76)が40歳代の女性に馬乗りになっているのを見つけ、男の脇腹を蹴ったり、全身でぶつかったりして引き離そうとした。
駆けつけた男性が男を取り押さえた。女性は重傷を負ったが、命に別条はなかった。
ヘルパー女性は「見て見ぬふりはできず、気づくと駆け出していた。女性を救うことができて良かった」と語った。
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