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家康の外交顧問、三浦按針の遺骨か…長崎・平戸の墓地で出土

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 東邦大などの研究グループが、長崎県平戸市の墓地で出土した人骨を分析した結果、徳川家康の外交顧問として活躍した英国人ウィリアム・アダムス(三浦按針あんじん)の遺骨である可能性が高いことが判明した。同大が13日、発表した。

長崎県平戸市にある三浦按針像
長崎県平戸市にある三浦按針像

 按針は1620年に海外貿易の窓口だった平戸で55歳で没した。分析されたのは市内の「伝三浦按針墓地」で2017年に確認された人骨。これまで伝承が残るだけで被葬者の手がかりはなかったが、頭骨や大腿だいたい骨の形質から40~59歳の男性と判明。水野文月・東邦大助教(自然人類学)らが頭骨のミトコンドリアDNAを分析したところ、英国を含む北・西ヨーロッパ系集団の特徴を示した。

 さらに、大腿骨のコラーゲンに含まれる窒素や炭素の分析から、当時の日本人と同じ食生活を10年以上送っていたことがわかった。この結果からも、20年にわたり日本で生活した按針の経歴と一致する、とした。

 按針は1600年にオランダ船で来日。家康の信頼を得て、西洋式帆船の建造や平戸のオランダ、英国商館の開設に尽力した。

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1768605 0 社会 2021/01/13 22:32:00 2021/01/13 23:56:17 2021/01/13 23:56:17 長崎県平戸市にある三浦按針像。三浦按針(あんじん)は、徳川家康を外交面で支えた英国人ウィリアム・アダムスの日本名。2013年5月21日撮影。2020年12月12日夕刊「三浦按針 没後400年で評伝 家康の外交 支えた英国人」掲載。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210113-OYT1I50084-T.jpg?type=thumbnail

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