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東邦大などの研究グループが、長崎県平戸市の墓地で出土した人骨を分析した結果、徳川家康の外交顧問として活躍した英国人ウィリアム・アダムス(三浦

按針は1620年に海外貿易の窓口だった平戸で55歳で没した。分析されたのは市内の「伝三浦按針墓地」で2017年に確認された人骨。これまで伝承が残るだけで被葬者の手がかりはなかったが、頭骨や
さらに、大腿骨のコラーゲンに含まれる窒素や炭素の分析から、当時の日本人と同じ食生活を10年以上送っていたことがわかった。この結果からも、20年にわたり日本で生活した按針の経歴と一致する、とした。
按針は1600年にオランダ船で来日。家康の信頼を得て、西洋式帆船の建造や平戸のオランダ、英国商館の開設に尽力した。