架線から雪の塊落下、列車の窓ガラス割れる
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山形県は14日、除雪作業中の転倒や雪下ろし作業中の屋根からの転落など、今冬の雪による人的被害が13日までに117人に達したと発表した。県防災危機管理課によると、死者はうち8人で、被害者数も死者数も同時期では過去10年で最も多いという。
一方、JR東日本山形支店によると、14日午前10時半頃、JR奥羽線の新庄駅―舟形駅間で、新庄発山形行き普通列車(2両編成)に、架線から雪の塊が落下し、車両の窓ガラス1枚が割れた。乗員乗客約25人にけがはなく、後続の列車に乗り換えた。山形新幹線の上下線計6本が運休や区間運休となった。
7日から運休していた米坂線の坂町駅―今泉駅間は14日、運転を再開。大雪による県内の計画運休区間は全て解消された。
15日は県内全域が高気圧に覆われ、日中は各地で晴れる見込み。