愛知の高齢者、モーニングでの感染ケース多数…複数人で会食
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愛知県内では16日、10歳未満~90歳代の男女323人の新型コロナウイルス感染が確認された。県は名古屋市の高齢者施設を新たなクラスター(感染集団)に認定。15日夜時点の入院者数は668人で、重症者は過去最多と並ぶ57人に上った。

クラスター関連では、名古屋市の福祉施設や市立東部医療センター、名古屋記念病院で利用者ら計5人が感染。春日井、瀬戸両市の医療機関でも職員計2人が感染した。ラグビーチーム「トヨタ自動車ヴェルブリッツ」でも選手ら2人の感染が判明。県警察学校(春日井市)初任科の警察官1人の感染も新たにわかった。
県によると、この日の県所管分の感染者は171人に上った。うち、若者同士が会食したり、高齢者がモーニングなどの機会に複数人で会食したりして感染したケースが多いという。
居住地別の内訳は、名古屋市98人、豊田市23人、豊橋市19人、一宮市15人、岡崎、西尾両市が11人、春日井、安城、武豊の各市町が9人、稲沢、知立の両市が8人、尾張旭、岩倉の両市が7人、小牧、大府、刈谷、豊川の各市が6人、津島、愛西、弥富、知多の各市が5人、瀬戸、北名古屋、蟹江、東浦の各市町が4人、豊明、東海、高浜、碧南、扶桑の各市町が3人、あま、みよし、豊山の各市町が2人、日進、江南、半田、蒲郡、東郷、大口、大治の各市町と熊本県が1人。