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常連「なじみの場所がどんどん…」、自粛で消える「大人の駄菓子屋」

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 新型コロナウイルスの影響を受け、東京都内で老舗ゲームセンターの閉店が相次いでいる。外出自粛でゲームの需要自体は高まっているが、繁華街の店は客足が激減。2度目の緊急事態宣言で時短営業への協力を依頼されているが、応じても協力金は出ない。常連客らは「なじみの場所がどんどん消えていく」と嘆いている。(増田知基)

気分転換やストレス発散・・・

20日に営業を終える「ゲームスポット21」。店内には感染予防のシートが張られ、客はまばらだった(16日、東京都新宿区で)
20日に営業を終える「ゲームスポット21」。店内には感染予防のシートが張られ、客はまばらだった(16日、東京都新宿区で)

 雑居ビルが並ぶJR新宿駅西口の一角。「ゲームスポット21」の入り口はいつも、クレーンゲームのにぎやかな音が響いている。薄暗い店内には格闘やマージャンなどのゲーム機約50台が並び、感染防止対策のシートも張られている。16日午後、常連客ら十数人が台にかじりつくようにしてゲームに熱中していた。

 開店から40年以上、多くのゲーマーに愛されてきたが、20日に閉店する。「この状況では、仕方がないです」。20年ほど働いてきた店長の市来直毅さん(42)は表情を曇らせた。

 1990年代はセガの人気格闘ゲーム「バーチャファイター」を楽しむ人たちであふれた。ゲーム機は多い時で約100台あり、1日500人以上が訪れたが、コロナ禍で10分の1に。売り上げも7割減り、閉店を決めた。市来さんは「最初の緊急事態宣言で約2か月休業し、その後も客足が戻らなかった。新宿の『夜の街』のイメージも影響したと思う」と語った。

 10代の頃から通い続けた渋谷区の不動産会社経営の男性(55)は「インベーダーゲームがあった時代から、ここに来るとワクワクした。気分転換やストレス発散ができる場所がなくなってしまうのはショックだ」と声を落とす。新宿区の自営業の男性(43)も20年以上前からの常連で、「顔見知り同士、プレーの合間に交わす何げない雑談が楽しくて、『大人の駄菓子屋』みたいな所だった」と惜しんだ。

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1778357 0 社会 2021/01/18 15:00:00 2021/01/18 19:18:30 2021/01/18 19:18:30 閉店するゲームセンター「ゲームスポット21」の店内(16日午後1時、東京都新宿区で)=須藤菜々子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210118-OYT1I50050-T.jpg?type=thumbnail

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