読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

マタギの流れくむ男性、最近は「クマが巨大化している」…原因となる餌のカモシカも駆除必要

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 昨年は秋田県内でクマの出没が相次ぎ、県のツキノワグマ出没警報は12月末まで出された。北秋田市の阿仁マタギと並ぶ由利本荘市の鳥海マタギの流れをくむ三浦俊雄さん(72)に、最近のクマの特徴などについて聞いた。(永山太一)

 出没警報は昨年10月15日に発令された。県自然保護課によると、冬眠に入る前の11月のクマの目撃件数は43件で、過去5年間の11月平均(15件)を大きく上回っている。

最近のクマについて語る三浦さん(由利本荘市鳥海総合支所で)
最近のクマについて語る三浦さん(由利本荘市鳥海総合支所で)

 三浦さんによると、昨年12月までに鳥海地区で捕獲したクマは14頭。クマの主食とされるブナの実が胃で見つかった個体はおらず、多いのはコメ、クリ、クルミで、ソバ、ブドウ、モモなどもあった。三浦さんは「人里に出没させないためには、収穫されないクリやカキなどの果樹の伐採が必要。ナラ枯れでクマが食べるドングリが減っているのも問題だ」と訴える。

 鳥海地区で捕獲したクマは5頭が100キロを超えており、最大は180キロだった。三浦さんは「猟を始めた約50年前は、100キロ以上は大グマと呼び、めったに見つからなかった。ところが近年は200キロ超えもある。クマは数が増えただけでなく、巨大化している」とみている。

 クマが大きくなると、襲われた時の被害も深刻になるため、巨大化の原因とみられる餌となるカモシカなどの駆除を秋田でもスタートし、「巨大化に歯止めをかける必要がある」と考えている。

 被害を防ぐには「クマが人間を怖いと思わなければ、鈴やラジオで音を鳴らしても、役にたたない。怖さを教える意味で、猟師の役割は大きい」と話した。

無断転載・複製を禁じます
1785275 0 社会 2021/01/20 23:05:00 2021/01/20 23:25:47 2021/01/20 23:25:47 最近のクマについて語る三浦さん(由利本荘市鳥海総合支所で)=永山太一撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210120-OYT1I50016-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)