「指導熱心」な教員、女児7人にわいせつ行為繰り返す…「学校の死角」で5年半 [見えない被害]<上>

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 わいせつ行為で処分される教員が増えている。立場を利用し、言葉巧みに言い寄り、その言動で児童や生徒の心と体に傷を負わせる。5年半にわたり、二つの小学校で女子児童7人にわいせつな行為を繰り返し、懲役14年の実刑判決を受けた教員の男は、校長や同僚からは「指導熱心」と信頼されていた反面、学校には特異な行動への苦情も寄せられていた。「顔」を使い分け、「学校の死角」で犯罪に及んでいた事件を通して、学校という特殊な場所、教員との主従のような関係のもとで起こるわいせつ教員問題を考える。

生徒にわいせつ行為、教諭の処分公表は1年半遅れ…「影響を考慮して卒業後に」

「児童とイチャイチャ」「手をつないで歩いている」との情報も

学年主任の逮捕に児童と保護者の間には動揺が広がり、学校側も急きょ、メールを送り、後日説明会を開いた(画像の一部を修整しています)
学年主任の逮捕に児童と保護者の間には動揺が広がり、学校側も急きょ、メールを送り、後日説明会を開いた(画像の一部を修整しています)

 関東地方のある小学校には2018年までに、30代の男性教員の行動について複数の保護者から苦情が寄せられていた。

 「児童と私的なメールのやり取りをしている」「中学校の運動会に無断で訪れ、写真を撮影していた」――。保護者の間では、「校内で女子児童と手をつないで歩いている」「児童とイチャイチャしている」という情報も出回った。教え子とLINEを交換していたこともわかると、校長はすぐに教員を呼び出し、やめるように注意した。

 その年の7月、事態は急展開する。

 女子児童が友人に対して、「先生に変なことをされた」と具体的にしゃべったことをきっかけに、保護者が警察に相談。18年8月、教員は担任として受け持っている児童に対する強制性交容疑で逮捕された。その後、次々と余罪が明らかになった。

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