読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

川をはさんで「応援してます」「ありがとう」…学校と病院が窓越しメッセージ交流

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 新型コロナウイルス感染者らを治療する神奈川県藤沢市民病院に向けて、境川をはさんだ対岸の同市立大清水中の生徒たちが「ありがとう 医療チーム」「応援してます 患者さん」と校舎の窓にメッセージを掲げた。すると、2月に入り病院も病棟の窓に大きな文字で「応援ありがとう」と返答。昨年末から始まった“窓ガラスの交流”は、生徒と看護師の手紙のやりとりにもつながり、交流の輪が広がっている。(鈴木伸彦)

藤沢市立大清水中の音楽室に貼られたメッセージ
藤沢市立大清水中の音楽室に貼られたメッセージ
藤沢市民病院の病棟に掲げられたお礼のメッセージ
藤沢市民病院の病棟に掲げられたお礼のメッセージ

 両施設は直線距離でわずか200メートル余り。昨年12月のクリスマス直前、夜遅くまで明かりが消えない病院のスタッフや、家族にも会えない患者らを励まそうと、生徒らが校舎4階の音楽室に大きな文字を掲げ、同28日には体育館の窓にもメッセージを貼り出した。

 1月に入り生徒会も「ご苦労はいかほどかと拝察します」「できることは少ないですが、医療チームの力になるために頑張ります」などと病院に手紙も送った。

看護師から届いた手紙を紹介する百武校長
看護師から届いた手紙を紹介する百武校長

 同月下旬、病院の女性看護師からお礼の手紙が届いた。

 「心のこもったすばらしいメッセージをありがとうございました。病棟の窓から中学校の窓をながめ、じんわりと心の中があたたかくなりました」

 「医師は号泣しながら『生徒たちもこんなにがんばっているんだし、応援してくれている。俺達ももっと頑張れる!』と話していました」

 母親が他の病院に入院しているが、コロナ禍で面会に行けないという百武三郎校長は、「コロナ担当だけでなく、すべてのスタッフも、入院患者も、みんながんばっています。微力でも、何かできることはないかと、生徒たちと相談しました」と振り返った。

 これまで窓越しに見ることしかなかった病院との交流が始まったことについて、2年の男子生徒会長は「病院が応えてくれて、びっくりしたし、うれしい。みんなが一つにつながっていると思えるようになりました」と話したという。

 同病院総務課の担当者は、「職員から、病院のメッセージも送ろうと提案があり、その日のうちに返答を掲げました。中学生の優しさが伝わり、こちらもみんな喜んでいます」と語った。

無断転載・複製を禁じます
1825558 0 社会 2021/02/07 10:30:00 2021/02/07 10:47:15 2021/02/07 10:47:15 藤沢市立大清水中の音楽室に張られたメッセージ(午後0時47分、藤沢市大鋸で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210206-OYT1I50078-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)