「納豆の水戸」購入額が全国5位にダウン、トップ3独占の地方は…
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2020年の1世帯当たりの納豆購入額で、水戸市は全国5位となり、前年の2位から順位を落とした。5日発表された総務省家計調査でわかった。
全国の県庁所在地と政令指定都市の計52自治体を対象にした調査で、水戸市は1世帯あたり6061円。2位だった前年から586円減少した。1位は2年連続で福島市(1世帯あたり7251円)、2位は山形市(同6543円)、3位は盛岡市(同6460円)、4位は仙台市(同6228円)と続き、水戸市は16年以来の首位奪還はかなわなかった。
結果について、水戸商工会議所の大久保博之会頭は「大変残念。『納豆といえば水戸』という認知度は今も高く、引き続き消費拡大に取り組む」とのコメントを発表。水戸市の高橋靖市長も「残念だが、納豆の市場規模は年々拡大傾向だ。特産品が全国で愛されていることは喜ばしく、水戸の存在感を示していけるように広くPRしたい」と話した。
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