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森氏辞任「新しい顔にすげ替えて終わりではいけない」ラグビー協会理事の谷口真由美氏

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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の問題の発言は、女性理事が増えた日本ラグビー協会を指して飛び出したものだった。女性理事の一人で、ジェンダー法などが専門の法学者、谷口真由美さん(45)が11日、取材に応じた。

谷口真由美さん
谷口真由美さん

 谷口さんは森氏の辞任意向に「この1週間で傷口を広げた印象」と話す。発言翌日に記者会見して謝罪したが、それで幕引きを図れると考えた節があるとし、「女性蔑視が国際的にどう受け止められるか分かっていなかった」と指摘する。

 谷口さんは2019年6月、同協会の女性理事が5人に増えた際、新たに就任した。組織を改めたのが、直前まで名誉会長だった森氏だった。それゆえ発言を聞いた当初は「点と点がつながらなかった」という。

 後任は川淵氏となる見込みだ。谷口さんは「新しい顔にすげ替えて終わりではいけない。森さんだけの責任にすると本質を見誤る」と警告する。問題を根っこから検証し、研修の実施など再発防止の取り組みを求める。「誤った価値観を組織として改め、いまだに残る性差別構造を変えてもらいたい」と注文を付けた。

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1837063 0 社会 2021/02/12 10:06:00 2021/02/12 12:34:15 2021/02/12 12:34:15 全日本おばちゃん党代表代行・谷口真由美さん。大阪市福島区で。2019年1月24日撮影 同年2月6日大阪夕刊[語る 聞く]掲載たにぐち・まゆみ…1975年、大阪市生まれ。父は近鉄ラグビー部の選手、コーチを務めた谷口龍平氏。大阪大大学院国際公共政策研究科修了博士。大阪国際大学准教授。朝日放送「おはよう朝日です」木曜日のレギュラーコメンテーター。著書に「日本国憲法 大阪おばちゃん語訳」など。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210212-OYT1I50021-T.jpg?type=thumbnail

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