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ドラッグストア万引き急増、前年比4倍…売却目的の外国人が集団で関与か

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 静岡県西部を中心としたドラッグストアで、化粧品や医薬品を狙った万引きが急増している。県警によると、今年1月の被害総額(暫定値)は、前年同月の4倍にあたる566万円に上り、主に売却目的とみられる。複数の外国人窃盗グループの関与が指摘されており、県警や店舗は警戒を強めている。

 「高額商品は店員の目に見える位置に」「従業員の声かけが一番防犯効果がある」――。

静岡県警の防犯指導を受けるドラッグストアのスタッフ(16日、浜松市で)
静岡県警の防犯指導を受けるドラッグストアのスタッフ(16日、浜松市で)

 16日午後に浜松市東区の「杏林堂薬局和田店」で実施された防犯指導。県警は店舗スタッフにこれらの万引き対策を教示したうえで、「盗まれやすい商品が死角にならないようにするなど、被害に遭わないための店舗づくりを心がけてほしい」と総括した。

 県警によると、昨年の全万引き被害は前年比36件減の2415件だった。これがドラッグストアに限ると、52件増の475件で、被害総額は187万円増の2838万円に上った。今年に入って顕著になり、1月は前年同月比20件増の47件が確認され、1件あたりの平均被害額は12万円超だった。化粧品やサプリメントといったコンパクトで比較的、高価な商品が狙われる。

 県警は、過去の検挙や防犯カメラの映像などから外国人組織が関与しているとみる。幹部は、「彼らには独自の売却ルートがある。失踪して生活に困った技能実習生が犯罪集団に誘われるケースもある」と話す。

 1月下旬、県西部にあるドラッグストアの防犯カメラに、外国人とみられる窃盗グループの姿が映っていた。大量の化粧品やサプリメントを買い物かごに詰めると、店内で売られているゴミ袋で中身を隠し、レジを通さず車へ運び込んだ。店の担当者は「人が少ない時間帯が狙われている。役割分担して二つの売り場で同時に盗みに来たこともあった」と打ち明けた。

 県警はこうした事態を重く見ており、本部と各署に組織窃盗捜査班を置いて検挙態勢を強化した。店への防犯指導にも積極的で、対策が必要と判断した店を3月末までに訪問。売り場レイアウトや防犯カメラの設置場所などをチェックリストでアドバイスする。

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1850734 0 社会 2021/02/18 08:52:00 2021/02/18 09:16:39 2021/02/18 09:16:39 県警の防犯指導を受けるドラッグストアのスタッフ(16日午後、浜松市東区の杏林堂和田店で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210217-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail

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