車で送迎の女子高生が落とした鍵で合鍵作った教諭、家に侵入したら鉢合わせに
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兵庫県教委は22日、主宰するゴルフスクール生の女子高生宅に侵入した宝塚市立逆瀬台小教諭(57)と、別の女子高生をスマートフォンで盗撮した県立星陵高事務職員(25)の2人を懲戒免職にするなど、計7人を処分したと発表した。
発表によると、教諭は、送迎時に女子高生が車内に落とした鍵で合鍵を作り、昨年8月、宝塚市内の女子高生宅に侵入。夏休みで自宅にいた女子高生と鉢合わせになったという。家族が宝塚署に被害届を出し、10月に逮捕、起訴された。
事務職員は2月3日夕、勤務先の高校で女子高生のスカート内を盗撮。垂水署が5日、県迷惑防止条例違反容疑で逮捕した。県教委によると、その後、釈放され、聞き取りに「多忙でストレスがたまっていた」などと話したという。
また、妊娠した40歳代女性職員に「何しにこの学校にきたんや」と言うなどのハラスメントを繰り返したとして、阪神地区の50歳代の中学校男性教諭を停職1か月とし、対応が不十分だったとして男性校長(57)も戒告にした。
このほか、バレーボールをぶつけるなどの体罰をした尼崎市立中の男性教諭(35)を減給10分の1(3か月)、「指導」と称して剣道部員に過度な練習をさせた淡路地区の県立高臨時職員(59)を戒告とするなどした。