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「コロナごみ」処理、リスクとの戦い…都職員らも作業

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 新型コロナウイルスに感染した軽症者らが過ごすホテルなどの宿泊療養施設や、重症者らを診る医療機関から出る廃棄物。処理にあたる民間の事業者らも、感染リスクと向き合いながら、コロナ禍を戦っている。(大舘匠、安田信介)

 

防護服と手袋

 

宿泊療養施設内から出たゴミを袋に詰める都職員ら(2月中旬、東京都港区で)=米山要撮影
宿泊療養施設内から出たゴミを袋に詰める都職員ら(2月中旬、東京都港区で)=米山要撮影

 東京都が宿泊療養施設の一つに指定している港区内のホテル。入所者が毎朝、袋に詰めて1階ロビーに持ち寄るゴミを回収するのは、都職員たちの仕事だ。6人がかりで担当している。

 ロビーは、感染のリスクの高い区域を指す「レッドゾーン」にあたる。職員たちは入所者がゴミを出し終えてから30分後、防護服に手袋を着け、中に入る。空気中に浮遊するウイルスが落ちるのを待つためだ。

 作業は、〈1〉レッドゾーンから「グリーンゾーン」にゴミを運ぶ〈2〉厚みのある黒いポリ袋にゴミをまとめる〈3〉黒い袋をさらに厚手の袋に入れて密封し、清掃事業者に引き渡す――手順で行う。厚手の袋はアスベスト運搬にも用いられるもので、通常の袋の5倍以上の厚さがある。

 都内の宿泊療養施設入所者は、8日時点で417人。1100人を超えた昨年末の最大時の半分以下となったが、都は今後の感染拡大に備え今も14施設を確保し、約3300人を受け入れられる体制を整えている。ゴミ処理を含め、各施設を管理するのはオリンピック・パラリンピック準備局や教育委員会など、都庁の幅広い部署から集めた職員らだ。

三重に包む

 環境省によると、コロナ患者らに対応する医療機関から出る感染の恐れのあるゴミは、廃棄物処理法の感染性廃棄物に当たり、専門業者が処理する。一方、宿泊療養施設から出るゴミは都道府県などに扱いが委ねられており、一般廃棄物と産業廃棄物とに分かれる。東京都の場合、大半は一般廃棄物扱いだ。

 同省の担当者は「一般廃棄物だと市町村の処理場で焼却できるため、円滑な処理が可能」と話す。ただ、宿泊療養施設の入所者も感染していることに変わりはなく、環境省はゴミには直接触れず、袋を二重にすることなどを自治体に求める。

 

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1896904 0 社会 2021/03/09 15:00:00 2021/03/09 15:51:03 2021/03/09 15:51:03 施設内から出たごみを袋に詰める職員ら(11日午後1時36分、東京都港区の宿泊療養施設のホテルで)=米山要撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210309-OYT1I50047-T.jpg?type=thumbnail

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