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夜中まで主将にLINE連絡の顧問、高2自殺の前日は興奮状態で叱責…「最後の引き金」か

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 沖縄県立高校2年の男子生徒(17)が1月に自殺した問題で、県教委は19日、自殺の要因を「部活動の顧問との関係を中心としたストレスの可能性が高い」とする第三者チームの調査報告書を公表した。金城弘昌教育長は記者会見で「顧問から過度のプレッシャーを与えられ、精神的に追い込まれた様子がうかがえる。重い責任を感じている」と謝罪した。

 発表によると、生徒は運動部の主将を務めていた。顧問の男性教諭(40歳代)からは「主将をやめろ」などと言われていたほか、LINEでの連絡が夜中まで続くことがあったという。顧問の指示で、学園祭のクラス活動に参加できないこともあった。

 自殺前日には、部活動を切り上げる時間を巡って顧問から叱責しっせきされた。顧問は興奮して熱くなったことを調査で認めており、報告書は「日常的なストレスで限界に近かった生徒の精神状態に対し、(自殺の)『最後の引き金』になった可能性が高い」と結論づけた。

 県教委は今後、顧問の懲戒処分を検討する。

顧問を恐れ退部できず

 男子生徒は小学時代に競技を始め、高校では大きな大会で優勝を飾るなど活躍していた。

 生徒の家族によると、深夜、顧問から生徒に連絡が来ることもあり、生徒は「すぐに電話に出ないと先生に怒られる」と、着信にすぐに対応できるよう片耳にイヤホンをはめて過ごしていた。両親は退部も勧めたが、生徒は「やめたら先生にもっと言われる。インターハイまでは続ける」と話していたという。

 生徒は小学校の卒業文集で、将来の夢に「教師」を挙げ、「勉強だけじゃなく、人として大切なことを教えてやりたいと思う」とつづっていた。母親は「顧問は教員という以前に人としてどう感じていたのか」と憤り、「逃げ道もふさがれて我慢の限界だったと思う。守ってあげられなかった」と悔しさをにじませた。

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