酔って路上で寝た都職員、個人情報ノート紛失…緊急事態宣言中に「個人的ストレスで深酒」
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東京都は22日、都児童相談センター(新宿区)に勤務する20歳代の男性職員が、センターが関わる4家庭計10人分の氏名や住所、相談内容などの個人情報が記されたノートを紛失したと発表した。現時点では個人情報が悪用された形跡はないが、都は各家庭に謝罪した。
都によると、職員は12日午後6時~11時に、新宿区内の飲食店2店で知人ら3人と飲酒し、酔って路上で寝込んだ間にノートの入ったバッグを紛失したという。当時は新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が都内に発令中だったが、職員は「個人的なストレスがあって深酒してしまった」と話しているという。
また、都は22日、都が業務委託した事業者が、マンション居住者ら約8200人分の個人情報などを流出させたとみられると発表した。事業者のサーバーがコンピューターウイルスに感染し、都が貸与した個人情報を含むデータが流出した可能性があるという。
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