こんぴらさんに富岡八幡宮も…著名神社、相次ぐ神社本庁離れ「不信感は以前から」

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 全国各地の神社を束ねる神社本庁(東京)から近年、金刀比羅宮ことひらぐう(香川)や富岡八幡宮(東京)など著名神社の離脱が相次いでいる。今月18日には神社本庁の元幹部らが懲戒処分取り消しなどを求めた訴訟の判決も東京地裁であり、神社本庁側の主張が退けられた。日本古来の神道を守る神社界で何が起きているのか。(加藤哲大、藤原聖大)

■「一代一度なのに…」

 「神社本庁との被包括関係を廃止する」

 「こんぴらさん」の呼び名で親しまれ、江戸時代から広く庶民の信仰を集めてきた金刀比羅宮。その境内に昨年6月、神社本庁からの離脱を表明する文書が貼り出された。宗教法人の規則変更の手続きを経て、同10月に正式に離脱した。

 金刀比羅宮は「本庁への不信感は以前からあった」とするが、離脱の直接の理由は2019年11月、天皇陛下の即位に伴う皇位継承儀式「大嘗祭だいじょうさい」に合わせて金刀比羅宮が祭事を行った際、神前に供える「幣帛へいはく料」が神社本庁から事前に届かなかったことだという。

 その経緯について、神社本庁の地方機関・香川県神社庁は「祭事の幣帛料は年に1度、年明けに配るのが通例で、配布が遅れたわけではない」と説明するが、金刀比羅宮は「天皇陛下一代に一度の祭事で、無礼だ」と非難している。

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