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両陛下、感染収束への願いを詠む…「実」お題に歌会始の儀

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 新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた年始の宮中行事「歌会始の儀」が26日、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「実」。天皇、皇后両陛下や皇族方の歌をはじめ、1万3657首の応募作から選ばれた10人の入選者と選者、天皇陛下に特別に招かれた召人めしうどで作家の加賀乙彦さん(91)の歌が古式にのっとった節回しで朗詠された。

天皇、皇后両陛下、皇族方が出席されて行われた「歌会始の儀」(26日午前、皇居・宮殿「松の間」で)=代表撮影
天皇、皇后両陛下、皇族方が出席されて行われた「歌会始の儀」(26日午前、皇居・宮殿「松の間」で)=代表撮影

 例年約100人招かれる陪聴者は、感染防止のため3人に絞られた。歌を朗詠する披講者らはPCR検査を受け、フェースシールドを装着。入選者にはオンライン参列も認められ、福井県の女性入選者がリモートで出席した。

「歌会始の儀」に臨まれる天皇、皇后両陛下と皇族方(26日午前、皇居・宮殿「松の間」で)=代表撮影
「歌会始の儀」に臨まれる天皇、皇后両陛下と皇族方(26日午前、皇居・宮殿「松の間」で)=代表撮影

 両陛下はともに新型コロナの流行について詠まれた。宮内庁によると、天皇陛下はコロナ禍で困難に直面している人たちに思いを寄せ、この試練を乗り越えようとする人々の努力が実を結び、感染症が収束することを願う気持ちを込められた。

 皇后さまは緊急事態宣言中の昨年5月、お住まいの赤坂御用地で青々と大きくなった梅の実に目を留め、コロナ禍で人々の日常が大きく変わった世の中でも、自然の営みは変わらないことに感慨深い思いを持ったことを詠まれた。

 秋篠宮さまは、夏の暑い日に控えめに咲く稲の花が秋には黄金色の豊かな稲穂となることを願う気持ちを、紀子さまは赤坂御用地で秋にたくさんの実を付けたカリンの香りに安らぎを感じたことをそれぞれ詠まれた。

 歌会始は当初、1月15日に予定されていたが、感染者の急増で延期されていた。

       ◇

 宮内庁は、来年の歌会始のお題を「窓」とする募集要領を発表した。未発表の自作の短歌で1人1首に限る。締め切りは9月30日(消印有効)で、宛先は「〒100・8111 宮内庁」。封筒に「詠進歌」と書き添える。詳細は同庁ホームページへ。

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1939028 0 社会 2021/03/26 13:40:00 2021/03/26 15:08:54 2021/03/26 15:08:54 天皇、皇后両陛下と皇族方が出席されて行われた「歌会始の儀」=皇居・宮殿「松の間」で2021年3月26日午前10時38分、佐々木順一撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210326-OYT1I50039-T.jpg?type=thumbnail

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