セブン、係争店舗の駐車場に出店へ…「実力行使だ」元オーナー側反発
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コンビニエンスストア最大手「セブン―イレブン・ジャパン」は26日、加盟店元オーナーに明け渡しなどを求めて提訴している大阪府東大阪市の店舗の駐車場に、別の仮設店舗を開店する方針を示した。この日大阪地裁であった訴訟の口頭弁論で、同社代理人が明らかにした。
同店は1年以上閉店したままの状態で、同社側は「周辺住民から営業の要望が来ている」などと説明。近く工事に着手し、判決が確定するまで、同社が仮設店舗を直営するという。元オーナー側は「訴訟で決着すべきで、実力行使だ」と反発している。
同店を巡っては、元オーナーが人手不足を理由に、2019年2月から本部の同意を得ないまま時短営業を実施。同社は同12月に契約を解除していた。元オーナーも地位確認を求める訴訟を起こしている。
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