金沢市にJAL客室乗務員7人出向…五輪合宿の選手サポート
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金沢市は4月から、日本航空の客室乗務員7人の出向を受け入れる。市オリンピック関連事業推進室に配属され、東京五輪・パラリンピックの事前合宿の受け入れ業務などを担当する。出向期間は最長で9月まで。

市内では、フランスとロシアの選手団が最終調整のための事前合宿を行う予定で、語学や接客にたけた客室乗務員が合宿中の選手をサポートしたり、来日前の事前調整を行ったりする。新型コロナウイルスの感染防止対策でも助言を行う。
市役所では26日、山野之義市長と日本航空の
派遣される7人は、同市や福井市出身など北陸にゆかりがある客室乗務員で、自ら志願したという。金沢市出身の南野亜矢子さんは「地元に貢献できる機会を与えてくれたことに感謝したい。接客や外国での活動経験を生かし、五輪を一緒に盛り上げていきたい」と話した。
日本航空では、コロナ禍で運航本数が大幅に減少したことを受け、民間企業や自治体への社員の出向を積極的に進めている。