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「野菜」「手押し」で検索すると…数多くのSNS投稿表示、多様化する大麻取引方法

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 静岡県警は、2020年の県内の大麻事犯の検挙人数が163人と、3年連続で過去最多を更新したと発表した。10~20歳代の若年層が摘発されるケースが目立った。大麻は、より幻覚作用が強い薬物の使用につながる入り口(ゲートウェー)ともされており、県警は若年層への浸透に危機感を抱くとともに、「(薬物乱用の)導入段階から防ぎたい」としている。

 県警薬物銃器対策課によると、検挙された163人のうち約67%にあたる110人を10~20歳代が占めた。このうち、10歳代は25人で、高校生は3人いた。20歳代は85人で、10歳代とともに過去10年間で最多となった。

 昨年6月には、静岡市内の繁華街で大麻を所持していた疑いで10~20歳代の大学生ら10人が摘発された。数人で集まって、「大麻パーティー」を開いていたという。一般的な学生が使用していたことに対し、薬銃課の担当者は「わずかな好奇心で手を出す人もいる」と話す。

 こうした若者の大麻使用が横行している背景として、県警はインターネットの普及を挙げる。

 例えば、ツイッターなどのSNSで「野菜」(大麻)や「手押し」(対面取引)などの文言を検索すると、数多くの投稿が表示され、これらを糸口に売買が行われる。ネットのサイトを通じた海外からの輸入や掲示板でのやりとりなど、取引方法が多様化しているという。

 大麻の有害性を過小評価し、大麻吸引を肯定するサイトも多い。一部の国が合法としていることも、違法性の認識を低めているとみられる。実際には記憶や学習能力を低下させ、常習化した場合に、幻覚や妄想といった精神疾患を引き起こす危険性が指摘される。

 大麻は、「ゲートウェー・ドラッグ」と呼ばれ、より強い薬の乱用につながるとされ、使用する若者の増加は社会問題になっている。このため、県警は、密売組織や乱用者の検挙を強化するだけでなく、学校や企業などで若者に対する啓発活動を進めるという。担当者は「芽は早いうちから摘みたい」としている。

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1958613 0 社会 2021/04/03 13:53:00 2021/04/03 13:53:00 2021/04/03 13:53:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210330-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail

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