「まん防」は「マンボウ」にマイナスイメージ…「地域のアイドル」、宮城県気仙沼市が声明
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魚の「マンボウ」にゆかりが深い宮城県気仙沼市は、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を「まん防」と略すことについて、慎重に判断するよう求める声明を発表した。
気仙沼地域でマンボウは食用として身近な魚で、同市に合併する前の旧本吉町のシンボル。東日本大震災の津波で被災し、3月28日に内陸の同市本吉町に再建された道の駅「大谷海岸」のトレードマークにもマンボウが採用された。
声明では「人気のあるマンボウにとっても、再起を期す道の駅にとってもマイナスイメージとなりかねない」と懸念を示した。道の駅の小野寺正道駅長(64)は「マンボウは地域のアイドル的存在です」と話し、コロナのイメージと重ならないよう願った。
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