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都内の公園遊具に接着剤、逮捕の地元高校生ら側に復旧費134万円を賠償請求へ

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 公園の遊具などに接着剤をまいたとして、警視庁は7日、東京都稲城市に住む16~17歳の男子高校生5人を器物損壊と建造物損壊の容疑で逮捕したと発表した。逮捕は3日。

接着剤が付けられた滑り台(3月10日、東京都稲城市で)

 警視庁幹部によると、5人は3月7日午前2時40分頃、稲城市東長沼の公園で、滑り台や水飲み場、トイレなど6か所に木工用接着剤をまいて使えなくした疑い。いずれも容疑を認め、「面白いと思ってやった。接着剤は近くの住宅建築現場から盗んだ」と供述している。

 現場から約2キロ離れた川崎市の公園2か所でも昨年8~10月、トイレに接着剤がまかれる事件があり、警視庁が関連を調べている。

 容疑者逮捕を受け、稲城市緑と環境課の担当者は「事件が続く恐れがなくなり、管理する立場としては安心した」と歓迎する一方、逮捕者が地元の高校生だったことから、高橋勝浩市長はフェイスブックに「一段落ですが、犯人が少年であったことが残念で、複雑な思いです」と投稿した。

 同課によると、公園が完全に復旧したのは発生から3週間以上過ぎた3月29日で、またがって揺らすタイプの遊具1点とトイレの便器2点は、交換を余儀なくされた。復旧には約134万円かかり、市は今後、賠償を求めていく。

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