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リンちゃんの両親がベトナム料理店開店…亡き娘を思い「日本との懸け橋に」

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リンさんが好きだったフォーやバインミーを前に笑顔のグエンさん(左)とハオさん(10日、松戸市で)=鶴田瑛子撮影
リンさんが好きだったフォーやバインミーを前に笑顔のグエンさん(左)とハオさん(10日、松戸市で)=鶴田瑛子撮影

 2017年3月に殺害された千葉県松戸市立小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)の両親らが10日、松戸市五香南にベトナム料理店を開いた。悲しみから前に進もうと、「日本とベトナムの懸け橋になりたい」というリンさんの思いを引き継いだ。

  新京成線元山駅近くの住宅街。午前10時の開店とともに、リンさんの同級生とその家族らが訪れた。緑色の壁にベトナムの伝統的な編み笠が飾り付けられた店内は、たちまち満席になった。

 リンさんの母・グエンさん(34)は料理が好きで、かねて日本でレストランを開きたいと思っていた。リンさんは料理をよく手伝ってくれた。夫のハオさん(38)と話し合い、「ベトナム料理を学んで日本の友達に作ってあげたい」と話していたリンさんに代わって、店でベトナム料理を提供することにした。

 店はグエンさんを含む5人のベトナム人スタッフで運営する。鶏もも肉が入った麺料理「フォー」や、リンさんが大好きだったサンドイッチ「バインミー」など7種類を用意。メニューはグエンさんと、友人のブティ・トゥ・ハーさん(36)が考えた。店名の「ハーグエン ベトショップ」は2人の名前を取っている。

 リンさんの同級生で、家族ぐるみで親交があった中学2年の男子生徒(13)は「家で一緒にご飯を食べたリンちゃんの笑顔を思い出した」と、料理を味わっていた。

 グエンさんは「みんながおいしそうに食べてくれてうれしい。リンちゃんが安らかに眠ることを願うばかりです」と涙を浮かべた。ハオさんは「リンちゃんが好きだった料理のおいしさを日本のみなさんに伝えていきたい」と語った。

 事件の裁判は1審に続いて先月、2審で被告の男に無期懲役(求刑・死刑)の判決が言い渡された。被告側は無罪を主張し、上告している。

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1976904 0 社会 2021/04/10 22:27:00 2021/04/10 22:27:00 2021/04/10 22:27:00 リンさんが好きだったフォーやバインミーを前に笑顔のグエンさん(左)とハオさん(10日、松戸市で)=鶴田瑛子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210410-OYT1I50115-T.jpg?type=thumbnail

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