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津波で消えた水田、江戸時代前にタイムスリップ…「湿地」として再生

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 宮城県東松島市が、東日本大震災の津波で被災した同市宮戸の水田跡地に整備を進めてきた「大浜田湿地」が完成し、17日に現地説明会が開かれた。江戸時代以前の原風景が再現され、貴重な植物の再生や自然学習の場としての活用が期待される。

江戸時代以前の風景に復元された大浜田湿地(17日、宮城県東松島市で)
江戸時代以前の風景に復元された大浜田湿地(17日、宮城県東松島市で)

 大浜田湿地は大浜海岸から約600メートル内陸に位置する。3・2ヘクタールの敷地に池や水路、散策路が設けられた。同所は江戸時代以降に干拓され、震災前まで水田として利用されてきた。しかし、津波でがれきが堆積たいせきし、地盤沈下も発生。水田としての再生が難しくなったため、市が土地を買い取り、県の補助金も活用して整備した。

 周辺ではヒメバイカモやミズアオイなどの希少な植物も確認され、数年後には本来の湿地の姿に戻ることが期待されている。トレッキングコース「宮城オルレ」の奥松島コース沿いにあることから、市は近くにある「県松島自然の家」と連携して新たな観光資源としてアピールするつもりだ。

 この日は地元住民ら10人ほどが集まり、学芸員の説明を聞いて往時の湿地の姿に思いをはせた。近くに住む住民(71)は「鳥も集まるような湿地になって、子どもたちに興味を持ってもらえればうれしい」と目を細めた。

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1995131 0 社会 2021/04/19 11:44:00 2021/04/19 11:44:00 2021/04/19 11:44:00 江戸時代以前の原風景に復元された大浜田湿地(17日午前10時47分、東松島市宮戸で)=松下聖撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210418-OYT1I50004-T.jpg?type=thumbnail

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