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「道路の向こうの店は午後9時まで…」市境の飲食店から戸惑いの声「なんだかねえ」

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のための「まん延防止等重点措置」が20日、埼玉県内でも適用された。対象地域のさいたま市と川口市では、飲食店などへの営業時間短縮要請が1時間繰り上げられ、午後8時までとなった。一方、措置対象外の市との境にあたる地域では、「道路の向こう側は午後9時まで営業」という状況で、店や客からは戸惑いの声も聞かれた。

川口、蕨市境の午後8時過ぎの様子。蕨市側(左)では店の明かりがともる一方、川口市側(右)は真っ暗だ=服部菜摘撮影
川口、蕨市境の午後8時過ぎの様子。蕨市側(左)では店の明かりがともる一方、川口市側(右)は真っ暗だ=服部菜摘撮影

 さいたま市大宮区の繁華街「大宮南銀座」ではこの日、スナックや居酒屋などの扉に「休業」を知らせる貼り紙も見られた。

 「うなぎ・天ぷら割烹かっぽう 萬木ゆるぎ」では、午後7時半になると、店主(47)が看板を「営業中」から「支度中」に裏返し、客たちに「間もなく閉店」と声をかけて回った。常連客の男性(60)は「家庭内や学校でも感染者が相次いでいるのに、なんで飲食店ばかり対策の対象になるのかね」とつぶやいた。

 客の中には、営業時間が午後8時までになったのを知って来店を諦める人もいるなど、店主は「重点措置による影響は感じている」というが、「お客さんの安全が第一なので、仕方がない」と語った。

 川口市の芝新町地区は、重点措置対象外の蕨市と、道を1本挟んで隣接している。JR蕨駅東口に近く、ほぼ蕨市と言っていいほどだ。

 同地区にある居酒屋「一豆」は午後8時になると、看板の明かりを消した。蕨市側の店ではまだ、「乾杯」のかけ声が響いていた。経営者(50)は「道の向こうは午後9時まで営業できるのに。なんだかねえ」と、納得できない様子だった。

 だが、重点措置の適用に対する批判の声は、蕨市側の店からも聞こえた。焼き肉店「太光苑」で働く女性(76)は「道の向こう側は1時間早い閉店で気の毒だ。短期間に集中して皆で我慢し、感染を早く収束させたほうがいい」と話した。

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1999733 0 社会 2021/04/21 11:34:00 2021/04/21 11:34:00 2021/04/21 11:34:00 蕨市側の飲食店では、午後8時以降も多くの客でにぎわっていた(20日午後8時49分、川口市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210421-OYT1I50018-T.jpg?type=thumbnail

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