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高知県は21日、医療従事者向けの新型コロナウイルスワクチン優先接種の際、南国、宿毛両市で計7人分のワクチンが廃棄されたと発表した。廃棄は県内で初めて。
県健康対策課によると、南国市2人分、宿毛市5人分で、いずれも18日に廃棄された。体調不良によるキャンセルなどがあり、会場にいた医療従事者のほか、県の福祉保健所職員を呼び出すなどして接種したが、計7人分が無駄になった。両会場とも、キャンセル待ちの接種希望者の名簿を用意していたが、想定を上回ったという。
米ファイザー製のワクチンは、希釈後6時間以内でしか接種できない。
県は、再発防止のためキャンセル待ちを増やすことや、会場スタッフへの接種などを市町村に呼びかける方針。