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倉庫で眠った半世紀、行き場失った初代「桃太郎像」復活へ…空港のシンボルに

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 JR岡山駅前の待ち合わせスポットとして市民に親しまれる桃太郎像。実は駅の像としては現在のものは2代目で、初代がいたことはあまり知られていない。初代桃太郎像は長年、倉庫に保管されていたが、岡山空港(愛称・岡山桃太郎空港)の新たなシンボルとして活用することが決まり、現在、補修作業が進められている。(滝沢清明)

 岡山青年会議所(岡山JC)によると、初代の本体は銅製、台座は石製。台座を含め高さ約1・7メートルでお供のイヌやサル、キジもいる。重さは不明。1960年11月、岡山JCの創立10周年を記念して岡山県内企業と協力、旧国鉄に贈られ、岡山駅構内に設置された。

JR岡山駅前広場の桃太郎像。2代目にあたる(岡山市北区で)
JR岡山駅前広場の桃太郎像。2代目にあたる(岡山市北区で)

 ところが、岡山西ロータリークラブが創立10周年を記念して、71年に新しい桃太郎像を制作し、旧国鉄に寄贈。同クラブによると、翌72年に予定されていた山陽新幹線・岡山―新大阪間開通を祝う意味もあった。この像が現在の岡山駅前広場に置かれている桃太郎像で、今は岡山市の所有に移っている。

約半世紀にわたって、倉庫にしまわれていた初代桃太郎像(岡山青年会議所提供)
約半世紀にわたって、倉庫にしまわれていた初代桃太郎像(岡山青年会議所提供)

 一方、岡山JCが寄贈した初代は、新たな桃太郎像の出現によって行き場を失い、お蔵入りに。旧国鉄から引き継いだJR西日本岡山支社の倉庫で約半世紀にわたり保管されていた。

 不遇の初代が再び日の目を見る契機になったのは、やはり岡山JCだった。現在のメンバーがOB会員から、使われないままになっている初代の話を聞いて、何とか活用できないかと考え、空港設置案が浮上した。

 移設するには修復が不可欠なうえ、台座の加工、運搬などに計110万円が必要だったが、クラウドファンディングを行ったところ、目標を上回る約120万円が集まった。初代は同支社から岡山JCに返還され、5月下旬に空港正面玄関に設置される見通しとなった。

 岡山JCの担当者は「空港に設置されたら、フォトコンテストなど、『桃太郎のまち岡山』を発信できる取り組みを実施し、地域の活性化につなげたい。初代も喜んでくれると思う」と話している。

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2006168 0 社会 2021/04/23 14:58:00 2021/04/23 15:45:24 2021/04/23 15:45:24 JR岡山駅前広場の桃太郎像(岡山市北区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210423-OYT1I50091-T.jpg?type=thumbnail

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