東京タワー(東京都港区)の正面玄関前に、高さ333メートルにちなんだ333匹のこいのぼりが飾られ、通りかかる人たちの目を楽しませている。
333匹のこいのぼりを見上げて写真を撮る人たち(3日午前、港区の東京タワーで) 端午の節句に合わせて毎年この時期に行われているもので、東日本大震災からの復興を願い、岩手県大船渡市名産のサンマにちなんだ「さんまのぼり」と大漁旗も掲げられている。
3日は晴天の中、吹き抜ける風にこいのぼりが勢いよく泳ぎ、家族連れが写真を撮るなどしていた。
東京タワーは、緊急事態宣言を受けて展望台や商業施設の営業を休止しているが、こいのぼりは9日まで飾られるという。