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全国知事会の会議が10日、オンライン形式で開かれ、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種の7月末の完了にむけて、配送日時の通知前倒しを要望するなどの提言案をまとめた。近く国に提言する。
会議には47都道府県の全知事が参加した。提言案では、ワクチン配分をめぐり、より具体的なスケジュールを早期に示すよう求めたほか、薬剤師らが接種できるようにするなど、接種にあたる医療従事者確保のための検討を進めるよう要望した。
会議では、知事会が4月末に都道府県に実施したアンケートの結果も公表され、高齢者の接種完了に向けた課題として、全都道府県が「医療従事者の不足」を挙げた。半数以上の自治体が「通常診療への支障」「自治体のマンパワー不足」などを指摘した。